2025.08.04 大塚商会の1~6月連結 営業利益など過去最高
大塚商会の2025年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、売上高は前年同期比22%増の6951億円、営業利益は同26.6%増の491億円、純利益は同26.7%増の341億円と、いずれも3年連続で中間期の過去最高を更新した。下期も好調に推移すると見込み、通期業績予想を上方修正した。
柱のSI(システム構築)事業は、パソコン更新需要やパッケージソフトが伸長し、売上高は同27.8%増の4901億円。
サポート&サービス事業は、オフィスサプライ事業「たのめーる」やIT支援総合プログラム「たよれーる」などストックビジネスに引き続き注力し、売上高は同10.1%増の2050億円。
堅調な業績を受け、通期連結業績予想は売上高が前回予想比4.0%増の1兆2610億円、営業利益は同4.7%増の862億円、純利益が同6.7%増の587億円に上方修正した。
大塚裕司社長は「中間期の好調な業績を反映し、引き続き企業のIT投資需要は底堅く推移するとみて上方修正した」と説明した。