2025.08.08 ヤマハがハイエンドサウンドバー9月発売 イマーシブ・コンテンツ、最高音質と音場を体感

新発売のハイエンド サウンドバー「SR-X90A」

 ヤマハは、近年配信数が増えているイマーシブ・オーディオコンテンツを最高の音質と音場で楽しめるよう、スピーカーの構成や形状を見直し、YSPシリーズから継承した独自のビームスピーカー技術やヤマハのホームシアター技術を結集したハイエンド サウンドバー「SR-X90A」を9月下旬に発売する。

 新製品にはDolby Atmosなど、3次元立体音場フォーマットならではの上方向からの音をリアルに再現するために、ハイトチャンネル専用のビームスピーカーを天面に12基搭載。サブウーハーには特許技術「シンメトリカル フレア ポート」を採用するなど、イマーシブ時代にふさわしい、広がり感ある空間表現と緻密で臨場感あふれる音場再現を可能にした。

 制作者が意図した表現をありのままに届ける、ヤマハオーディオ独自の「TRUE SOUND」技術に磨きをかけた。

 核となる音色やダイナミクス、サウンドイメージに徹底してこだわり、映画ではセリフ/BGM/効果音の3要素を、音楽では楽器の定位感や音程、リズム感を、ハイエンドモデルならでの高品位な音で描き切ることで見る人を作品の世界へ引き込む最適な音作りを行った。

 センターユニットの高さを抑えながら、自然な音の広がりと量感豊かで迫力あふれる音場を再現するために、新開発のアイシェイプド・オーバル・スピーカーをセンター位置に2基、左右それぞれに1基ずつ搭載。スピーカーユニットは独自の楕円(だえん)形状によりスピーカーコーンの強度と追従性を高め、少ないユニット数でもパワフルかつ豊かな中音域再生と、音の干渉を抑えたクリアな音質を実現した。

 ヤマハのAVレシーバーのプレミアムモデルで採用されている、Qualcomm製64ビット SoC「QCS407」による高精度な演算処理を実現した「SURROUND:AI」をサウンドバーとして初めて搭載。

 映像のシーンに応じて最適な音場効果を自動的に生成するサラウンド機能により、自分でサラウンドモードを選ぶことなく、最適かつ理想的な音場でさまざまなコンテンツをじっくり楽しむことができる。

 本体カラーはブラック。価格はオープン。