2025.09.03 ヤシカが新世代デジカメを先行予約 フィルムカメラの操作感とデジタルの柔軟性融合
新発売のデジタルカメラシリーズ「YASHICA FX-D」
ヤシカジャパンは、1949年に長野県で創業したカメラブランドYASHICAからフィルムシミュレーションを内蔵し、デジタルの便利さを融合させた新世代デジタルカメラシリーズ「YASHICA FX-D」の国内先行予約販売を開始した。応援購入サイトMakuakeにて行っている。
FX-Dは「YASHICA FX-3」へのデジタルオマージュとして誕生し、フィルムの普遍的な魅力をデジタル時代によみがえらせた。同社は「フィルムカメラの操作感とデジタルの柔軟性を融合し、両者の魅力を橋渡しすることを目指した」としている。
象徴的な機能は、手動の「フィルム巻き上げレバー」。1枚ごとにシャッターを切るまでの「間」を生み出し、写真を撮る時間そのものに意識を向ける体験を提供する。
Ruby 60s(柔らかな温かみ)、Sapphire 70s(クールな色調)、B&W 400(ストリート写真に最適なモノクロ)、MONO 400(細かな粒子とバランスの取れた階調)など、6種類のフィルムシミュレーションを搭載し多彩な色表現が可能。粒子や彩度などを微調整し、カスタムプリセットとして保存することもできる。
3モデルを用意し、初心者や日常使い用のFX-D 100は、マニュアル&オートフォーカス対応、3倍光学ズーム、4倍デジタルズーム。シルバー天板とブラックボディーのツートーン仕様。
精細な描写力を備えたFX-D 300は、5000万画素センサー搭載、3軸光学手ブレ補正。シルバー天板とブラックボディーのツートーン仕様。プロ仕様モデルのFX-D S300は、FX-D 300の機能に加え、EVF(電子ビューファインダー)を搭載。没入感ある撮影体験を実現した。精悍(せいかん)なオールブラック仕様。
全モデルに180度回転可能なフリップスクリーンを搭載し、セルフィーやVlog撮影、SNSコンテンツ制作にも最適。専用アプリとBluetoothで連携し、撮影した写真を簡単にシェアできる。
一般販売予定価格(税込み)は、FX-D 100が5万9800円、FX-D 300が7万9800円、FX-D S300が9万9800円。