2025.10.07 時計でパワー計測 業界初の機能でサイクリング体験向上へ ファーウェイが新型スマートウォッチ
単体でのパワー計測を可能にしたHUAWEI WATCH GT6 Pro
華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は6日、スマートウォッチの新製品「HUAWEI WATCH GT6 Pro」を発表した。サイクリングをはじめとした各種スポーツ機能を豊富に搭載し、長時間のバッテリー持続が特長だ。本間ゴルフと協力して開発したスマートウォッチもラインアップに加え、日本市場での製品展開を強化していく。
新製品は、同社史上最長となる通常使用で約21日間持続可能なバッテリーを搭載した。GPSの連続使用時でも約40時間バッテリーが持続するため、電池切れの心配なく出かけることができる。
サイクリング体験を大きく向上させる機能も搭載。業界初となるウォッチ単体でのサイクリングパワーシミュレーションを実現した。従来、パワーの計測はパワーメーターやサイクルコンピュータを同時に使用する必要があったが、空気抵抗などの独自研究に基づき、ウォッチ単体でのパワー計測を可能にした。
専用アプリ「HUAWEI Health」とペアリングすることで、サイクリングワークアウトの際に自身のスマートフォンをサイクルコンピュータとして使用できる。自転車に取り付けることで、大画面でマップを閲覧できるほか、時計が感知した心拍数や速度などの数値をリアルタイムで確認することが可能だ。
GT6 Proは、登山やスキーなど豊富なスポーツで便利な機能も搭載している。ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャーの窪田洸氏は「新製品を通し、多くのユーザーに高度なアウトドアスポーツ体験を提供できるようになった」と話した。
本間ゴルフと協力して開発した「HONMA×HUAWEI WATCH GT6 Pro」も発表。ゴルフで役立つ機能を多く搭載し、より戦略的な体験を提供する。
日本の99%以上のゴルフ場のコースマップをカバーし、鮮やかなカラーでディスプレー上に表示する。コースの見たい場所をタッチし、拡大・縮小も可能。ゴルフコースの高低差を捉え、傾斜を考慮して実際に打つべき距離を計算する機能も搭載し、より戦略的なゴルフをサポートする。
新製品は10月14日から発売する。市場想定価格は、GT6 Proのブラックが税込みで4万8180円、ブラウンが同5万380円。HONMA×HUAWEI WATCH GT6 Proが同5万2580円。