2025.10.23 万博豪パビリオンに300万人来場 ビジネス・観光で大きな成果
成果を報告するコックス公使
駐日オーストラリア大使館は22日、大阪市内のホテルで万博の成果を披露する活動報告会を開いた。オーストラリア(豪州)大使館によると、日本と豪州は2国間貿易で約10兆円、日本から豪州への直接投資が約15.6兆円に達するなど、大きな貿易相手国になっている。
開会のあいさつをした在日豪州大使館のエリザベス・コックス商務担当公使は「会期中のパビリオン来場者は300万人に達し、ビジネスイベントも165件開催するなど、(万博は)両国のビジネス関係に大きく貢献した」と評価した。
特に8月に発表した次期フリゲート艦の建造で三菱重工業が発注先として選定されたことに触れ、両国間の関係は一段と深まっていると語った。
万博会期中は、大使館商務部、在大阪豪州総領事館、豪投資促進庁が各種イベントを主催。資源エネルギー、宇宙・科学技術、医療、教育、食品などの分野で多くの企業や団体との連携を深めることができたという。
宇宙・科学分野では、豪初の女性宇宙飛行士キャサリン・べネル=ペックさんを招き、対談イベントなどを行ったほか、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との交流を深めた。
パビリオンの整備でも、1日1万5000人の来場が可能になるよう体制を強化し、受け入れに努めた。
豪政府代表のナンシー・ゴードンさんは、会期全体について「ナショナルデーで多くのイベントを用意した。豪州のことを多くの人に訴えたが、満足していただけたと思う。また、日本のパートナー企業約30社が豪パビリオンに来場して関係を深めた」と総括した。






				
							
				
							
				
							
				
				
				
				
				
				

 
 
 
 
 
 
 
