2025.10.30 先端メモリー「HBM」増産で思わぬ影響、従来品の供給減り価格4倍に、商社に恩恵
人工知能(AI)が稼働するデータセンターで情報の1次記憶のため需要が増す先端の高帯域幅メモリー(HBM)。半導体メーカーが増産に注力した結果、思わぬ影響が広がっている。HBMと同じく電気が通っている間だけ情報を記憶できる揮発性メモリーDRAMに属し、DDR4、DDR5といった規格を採用する従来製品の需給が逼迫(ひっぱく)し単価が上昇している。
豊田通商グループのエレクトロニクス商社で韓国サムスン電子のメモリー半導体を取り扱う... (つづく)



