2025.10.31 積水化成品、通期利益予想を上方修正 4~9月連結は営業利益が大幅改善
積水化成品工業は2026年3月期通期の連結業績予想の利益を上方修正する。固定費削減が進んだことや、前期実施の価格改定により利益率が改善。営業利益が5億5000万円増の23億5000万円、経常利益が2億円増の16億円に引き上げた。
26年3月期第2四半期(25年4~9月)連結決算は、売上高が前年同期比4.8%減の657億1500万円、営業利益が同888.2%増の7億8000万円、経常利益が同2億800万円(前期は3億7800万円の赤字)、四半期純利益が34億6600万円(前期は3億7100万円の赤字)となった。
利益は販売価格の適正化や原価低減、固定費の削減など収益改善策が奏功。売上高は食領域や住環境・エネルギー領域を手掛けるヒューマンライフ分野が増収増益。エレクトロニクス領域などを手掛けるインダストリー分野が減収減益となった。
古林育将社長は米国関税の影響について「上期はトータルでプラスマイナスゼロ。価格転嫁などを進めており、通期でも影響が少ないと見る」と話した。
 
 
				
							 
				
							 
				
							 
				 
				 
				 
				 
				 
				
 

 
 
  
  
  
  
  
 
 
