2025.11.10 ホットクックでギネス世界記録 シャープ

認定書の授与式(右:ギネス世界記録公式認定員の関岡智美さん、左:永田康人国内キッチン事業部副事業部長)

同時にふたを開ける世界記録に挑戦したホットクック10周年記念イベントの様子同時にふたを開ける世界記録に挑戦したホットクック10周年記念イベントの様子

 シャープは8日、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」を使ったギネス世界記録に挑戦し、見事認定された。

 挑戦したのは、ヘルシオユーザーとともに、「オンラインで同時に自動調理鍋を開けた最多人数」。ふたを開けた際に実際に調理済みの料理が入っていることを条件に、同時(15秒以内)に100人以上が開けられるかに挑戦した。

 当日は同社八尾事業所と全国のホットクックユーザーをつなぎ、11月5日に発売10周年を迎えた記念イベントとして実施。

 「ホットクック10周年オンラインイベント ホットクックでギネス世界記録に挑戦!同時にホットクックをパッカ~ンしよう!!」と題し、211人の参加者(接続者)が挑戦した。ヤマダデンキLABI池袋本店(東京都豊島区)やヨドバシカメラマルチメディアAkiba(東京都千代田区)の家電量販店からも参加があった。

 総勢194人ができあがった料理の入った「ホットクック」のふたを同時にオープンし、ギネス世界記録に認定された。

 記録挑戦の前に、参加者と入念にリハーサルを行い、本番にチャレンジ。一度で記録を達成し、社員や参加者全員で喜び合った。

 ホットクックは、2015年の発売以降、容量バリエーションの充実やIoT対応、新デザイン採用など使い勝手が進化する一方、ユーザーとのコミュニケーションを深められる公式ファンサイト(ホットクック部)を立ち上げるなど、さまざまな施策に取り組み、多くのユーザーの支持を集めている。

 ホットクックなしにはやっていけないといったヘビーユーザーも多い。こうしたファンに向けた感謝の想いもあり、ギネス挑戦イベントに取り組んだ。

 当日MCを務めイベントを盛り上げた国内キッチン事業部商品企画部の吉田麻里係長は「思った以上にたくさんの参加を得て、また想定以上の確率で成功できたので驚いている」と語った。

 本番では何度か挑戦することも考えていたようだ。「ホットクックのユーザーは熱量の高い方が多い」(吉田係長)とし、今回のイベントへの協力に感謝の意を示した。

 イベント参加特典として、ホットクック1台を含め、記念品贈呈の抽選会も行った。10日からは楽しい企画が盛りだくさんの「ありがとう10周年アニバーサリー」サイトも公開している。