2025.12.08 【照明特集】東芝ライテック 無線照明制御システムで省エネを後押し
小規模向け無線照明制御システム「LinkLED Air」
東芝ライテックは、小規模向け無線照明制御システム「LinkLED Air」の提案に力を入れる。調光信号線や親機の設置が不要なシンプルな構成とすることで、手軽な導入が可能。自動照明制御により不要な明るさを抑え、省エネを実現する。工場、店舗などの照明を手軽にリニューアルできる。
通信方法は、電波が途切れにくいメッシュ通信方式を採用し、2.4GHz帯の無線通信で接続。照明器具と制御機器が直接通信するためエリアコントローラーなどの親機の設置も不要。調光信号線の工事も必要がなく、施工の手間を減らすことができる。既設の電源配置線をそのまま使用し、既設照明器具を置き換えるだけで導入できる。
機器登録や外光利用、スケジュールによる自動制御などの設定は、専用タブレット内のアプリで行う。実際の設置状況とマップがリンクしているので分かりやすい操作が可能。ユニット単位や複数のユニットをグルーピングして一括制御もでき、100グループが登録可能。
運用時の手動操作では、タブレットや壁操作器で照明器具のON/OFFや明るさの調節を簡単に行える。スケジュールはあらかじめ設定した基本スケジュール、週間スケジュール、年間スケジュールで運用する。通常のスケジュールはタブレットで設定変更できる。
LED照明器具は、主照明となるベースライト、さまざまな用途で使用できるダウンライト、システム天井用のグリッド機器、スクエア器具をラインアップしている。ベースライト、ダウンライトは光源交換型で、明るさタイプ・光色・演色性の選択が可能だ。
制御機器は、不要な点灯をカットできるあかり・人感センサーや自動制御で時間帯調光ができるスケジューラー、壁操作器を用途に応じて組み合わせて使うことで、省エネ化を実現。壁操作器は、壁への設置も手元でリモコンとして操作することも可能。乾電池式のため電源の配線は不要となっている。









