2026.01.08 韓国現代モービス、クアルコムとADAS向け部品の共同開発で合意                                                       

協業で調印した現代モービスのチョン・スギョン執行副社長(左)とQTのナクル・ダガル執行副社長

 韓国の車載用部品メーカー、現代モービスと米クアルコム・テクノロジーズ(QT)は、ソフトウエアの変更で機能アップが可能なSDV(Software-defined  Vehicle)向けソリューションとADAS(先進運転支援システム)用部品を共同開発することで合意した。現代モービスは現代自動車(ヒョンデモーター)グループの傘下、クアルコム・テクノロジーズ(QT)は米クアルコム社の車載用部品事業部門。

 両社は、9日まで米ラスベガスで開催される先端技術展示会「CES」の現代モービスのブースで調印を済ませた。調印式には現代モービスのチョン・スギョン(Jung Soo-Kyung)執行副社長と、QTからナクル・ダガル(Nakul Duggal)執行副社長が出席した。

 合意に基づいて現代モービスは、システム統合、複数のセンサーからの情報を統合するセンサーフュージョン技術、感知・認識といった得意技術を提供。QTはシステム・オン・チップ(SoC)技術を持ち寄り、顧客のニーズに対応したシステム部品をEVメーカーに供給していく。両社はQTのSoC「Snapdragon Ride Flex」をベースに、先進運転技術と駐車技術向けソリューションの共同開発に取り組む。

 両社の共同開発製品は当面、ADASを搭載する機運が高まる中、SDV対応車の開発が活発なインド市場をターゲットにしている。現代モービスの標準プラットフォームとQTの自動車用CPU「Snapdragon」を統合し、車の性能と効率、安定性を高めていく。