2026.01.12 【電波時評】変革の成果試される年に 問われるAI時代の持続成長

 毎年新年の幕開けを彩る主要企業トップの年頭所感は、新たな一年の先行きを占う指針となっている。今年の「指針」から見えてきたのは、電機・ICT関連産業が共通の岐路に立っていることだ。生成AI(人工知能)の急速な進展、地政学リスクの常態化、脱炭素や人手不足といった構造課題を前に、各社の年頭所感からは成長投資と構造改革を同時に進める意欲が伝わってきた。

 業界全体を貫くキーワードは、言うまでもなく「生成AI」だ。総合電機や情報通信分野...  (つづく)