2026.01.19 【LED照明総合特集】NVCライティングジャパン 森恒章取締役社長 持続可能な製品提案を加速する一年に、蛍光灯からの買い替え意識した照明も

森恒社長

 昨年は、大阪・関西万博の成功やメジャーリーグでの日本人選手の活躍など明るい話題があった。生成AI(人工知能)の進化が企業の業務効率を加速させ、自動運転やスマートシティーの実装が本格化し、暮らしやビジネスの在り方は大きく変わりつつある。

 一方で、世界的なエネルギー供給の不安定化や地政学的リスク、再生可能エネルギーへの移行コストが重なり、家庭や企業への電気代の負荷は依然として大きく、省エネ意識が過去最高レベルに高まっている。

 照明分野では、2027年末までに蛍光灯の製造・輸出入が全面的に禁止される。これは水銀による環境汚染を防ぐための国際条約「水俣条約」に基づく措置で、日本でも法令により段階的に進められている。消費者の認知状況は十分とは言えないが、蛍光ランプ搭載器具からLED照明器具への交換需要の高まりが想定される。

 その中で、地球環境に悪影響を与えない、あるいはその影響を最小限に抑えることを目指し、持続可能な製品提案に取り組む年と考えている。

 居室用のLEDシーリングライトは、6畳から20畳まで幅広くラインアップをそろえ、調光・調色で、暮らしをより快適に過ごせる製品群を拡充させてきた。特に6畳用、8畳用で直径340mm、高さ98mmのコンパクトシーリングライトを発売し、小型ながら明るさ3200lm、3800lmで調光・調色を実現した。コンパクトでもきれいに光り、持ち帰りの負担軽減やこんぽう資材を節減できる。部屋の広さに合ったサイズと光の演出で、より快適で心地よい空間を生み出す。

 LED電球は、演色性を向上させた製品や省エネを考慮した人感センサー電球、フィラメント電球などよりスムーズにLEDに切り替えができるようラインアップを充実させてきており、販売も好調に進んでいる。

 今後は、環境への配慮や豊かな暮らしに貢献できるような、さらなる省エネ性や快適性、機能性、そしてデザイン性を兼ね備えた照明に加え、蛍光ランプからの買い替え需要を考慮した製品を提案していく。今年もお客さまの暮らしに貢献できる新しい価値を創造し、提案していきたい。