2026.01.23 日本HP、ローカルAI普及へ「HP ハイブリッドAI推進コミッティ」設立

 日本HPは、主要なローカルSLM(小規模言語モデル)とLLM(大規模言語モデル)の活用と普及を目的とした「HP ハイブリッドAI推進コミッティ」を、複数の会員企業と設立する。無償・有償の各プログラムは4月から提供を開始する。

 生成AI(人工知能)の活用はクラウド中心のフェーズから、デバイスなどエッジ上での処理を組み合わせた「ハイブリッドAI」の時代へ急速にシフトしている。米マイクロソフトの「Microsoft Foundry on Windows」の進化に加え、gpt-oss、Llama、Mistralなど、ローカル環境で動作し商用利用が可能なオープンモデルのSLM/LLMの提供が拡大している。企業が機密データを外部に出さず、安全で低コストでAIを活用できる環境が整いつつある。

 こうした流れを受け、デバイス内でデータ処理を行うオンデバイスAIは、プライバシー保護に加え、遅延の少なさやレスポンスの速さなどの観点から注目が高まっている。

 同コミッティでは、会員企業が無償・有償の各プログラムを提供する。運営は幹事社のWEEL(本社=東京都中央区)とGxP(本社=東京都新宿区)が担う。WEELはCopilot+ PC向けAIソリューションを、GxPはワークステーション向けAIソリューションを主に担当する。

 無償プログラムは
①Microsoft Foundry on Windowsで開発したサンプルライセンス/コード
②AIテクノロジー企業各社の最先端技術情報の提供と実践的研修プログラム
③主要オープンモデルに合わせたハードウエア仕様のアドバイザリーサービス
④コミッティ賛同企業のAIソリューションPoCとサポートプログラム
⑤HPデバイスとパッケージ販売されたAIソリューションの実装や活用支援サービス
などを用意する。有償プログラムでは、専門家によるAI導入・活用戦略コンサルティングなどを提供する。

 AIソリューションの参加企業は、Aww、Upstage AI、アドバンスト・メディア、アルファコード、調和技研、neoAI、楽天グループ。AIテクノロジーの賛同企業は、日本マイクロソフト、エヌビディア、日本エイ・エム・ディ、インテル、クワルコムジャパン。