2026.01.29 米テスラの業績、10~12月・通期ともに初の減収減益 自動車販売が低迷
テスラの25年4Q・通期決算は減収減益だったが、昨年12月30日に中国・上海工場で全社累計900万台目の生産を達成した
米テスラが28日発表した2025年10~12月期(第4四半期)業績は、売上高で前年同期比3%減の249億ドルとなった。しかし、248億ドルという市場予測をかろうじて上回った。エネルギー事業が好調ながら、自動車販売が落ち込み、減収の要因になった。
4Qの営業利益は、11%減の14億ドルで、純利益が61%減の8.4億ドル。販売台数の減少に加えて、車両価格の引き下げ、利益率が高い排出ガス規制クレジットの収入減などの複合的な要因で、減収減益の四半期決算となった。
4Qの事業部門別では、自動車売上高が11%減の176億9300万ドル、販売台数が16%減の41万8000台。価格競争や需要の減速が継続している。25年12月30日には中国・上海工場で、全社累計900万台目の生産を達成した。上海工場では累計400万台以上を生産し、テスラ全体のほぼ半数を担う生産拠点でもある。
同社が成長のドライバーと位置付けるエネルギー事業の売上高は、25%増の38億3700万ドル。カリフォルニア州のメガパック工場での展開が好調で、同社全体の定置型蓄電池の電力貯蔵量は46.7GWhと、四半期最高の貯蔵量となった。
25年通期は、売上高が前年比3%減の948億ドル、営業利益が38%減の44億ドル、純利益が46%減の38億ドル。販売台数は9%減の163万6000台。26年はヒト型ロボットの量産開始を計画している。








