2026.02.13 メック、25年12月期売上高が過去最高 今期も増収増益を目指す

 メックが13日発表した2025年12月期の連結決算は増収増益となった。売上高は前年同期比14.9%増の209億4700万円。利益面は、営業利益が同26%増の57億4800万円、経常利益が同29.2%増の60億5100万円、純利益が同119.4%増の50億2800万円となった。 

 売上高は、薬品が主に生成AI(人工知能)関連など先端半導体パッケージ基板などの需要が堅調に推移し、過去最高を達成。営業利益は、薬品出荷量が増加したことなどで増益。経常利益は、為替の影響を受けて増加した。純利益は、経済産業省による中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化などの大規模成長投資補助金の収入が計上され、大きく増えた。 

 日本は、生成AI関連など先端半導体パッケージ基板向け製品の需要が拡大。日本の代理店経由の韓国向けでは、メモリー向け半導体パッケージ基板の回復基調を受け関連製品が堅調に推移し増収。台湾では、生成AI関連などの先端半導体パッケージ基板、パソコンやスマートフォンなどの汎用半導体パッケージ基板向け製品需要がけん引し増収となった。 

 珠海(中国)は、生成AI関連、スマートフォンやパソコンに関連する製品需要が好調に推移し増収。蘇州(中国)は、スマートフォンやパソコン、ディスプレー向けの製品需要が堅調に推移し増収となった。欧州は、在庫調整の局面から脱したことなどで増収。タイは、衛星通信に関連する製品が堅調に推移したことなどで増収となった。 

 26年12月期通期は、増収増益の見通し。売上高で225億円、営業利益で65億円、経常利益で65億5000万円、純利益で46億円を目指す。高まる半導体需要による半導体PKG基板の増加などを追い風に、関連するCZシリーズや化学密着向上剤の需要の伸びを見込む。現在建設中で12月に稼働予定の北九州工場(仮称)は「計画通りに進んでいる」(前田和夫社長)という。