2026.06.15 アルプスアルパイン、高感度静電容量センサーICが新型レクサスに搭載 車室内の機能性とデザイン性を両立する操作に寄与

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HSLCMB002AHSLCMB002A

 アルプスアルパインは、トヨタ自動車が6月に販売開始予定の新型レクサス「ES」に、同社の静電容量式センサーIC「HSLCMB002A」が搭載されたと発表した。

 ESのインストルメントパネルには、使用時に手をかざすことで機能アイコンが点灯して操作できる「Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)」と呼ばれる機能が備えられている。このインストルメントパネルは東海理化が設計を行い、アルプスアルパインの静電容量式ICは、操作時の手の動きを高感度に検知する用途で使用されている。

 同社はこれまで20年以上にわたり、磁気・地磁気・湿度・気圧・ミリ波・静電センサーなど、多彩なセンサーICを設計・開発してきた。静電容量式センサーIC「HSLCMBシリーズ」は、従来、内需向けに設計・開発し、顧客向けにはセンサー電極とICを一体にしたモジュールの形で提供してきたが、2023年からIC単体での外販を開始している。

 HSLCMB002Aの製品仕様は、サイズは6.0×6.0×0.9mm。動作電圧は4.75Vから5.5V。動作温度範囲-40~+105°C。消費電流は動作時14.5mA(typ.)、待機時21μA(typ.)。センサー電極数は16。信頼性試験基準はAEC-Q100グレード2。

 同社は、IC開発では製品企画からシステム・アナログ・デジタル設計、テスト、量産立ち上げ、量産サポート、迅速な品質対応まで一貫した開発体制を有している。HSLCMBシリーズは、タッチレス操作、車載タッチパネル、液面レベルセンサーなど幅広い分野に適用可能。