2026.07.06 【関西地区特集】パナソニックマーケティングジャパン エアコン中心に白物がけん引

世良頼三エリア社西日本支社支社長

 関西エリアの4~5月実績は、エアコンを中心に白物家電が全体をけん引し、前年比123%となった。ルート別では、地域店ルートが同96%、量販店が同132%となった。

 地域店では、エアコンが同135%、住宅照明が同162%と伸長した。一方、テレビは同91%、冷蔵庫は同84%、洗濯機は92%、エコキュートは同51%、IHクッキングヒーターは同84%と低調に推移。ルームエアコンの省エネ基準引き上げと、蛍光灯の生産終了を前にした駆け込み需要に頼った販売となった。

 量販店は、エアコンが同135%、掃除機が同104%、炊飯器が同109%、電動歯ブラシやジェットウォッシャー、シェーバー類などパーソナル商品が同118%、住宅照明が同162%と全体的に好調だった。
 
春のパナソニックフェアは644店で開催し、売り上げは同126%となった。エアコンが同139%、冷蔵庫が同117%と伸長した。夏のフェアは665店で開催予定だ。

 4月1日付で組織再編を実施し、関西と中四国を統合した「西日本支社」体制がスタートした。2026年度のスローガンは「西からChange!~全員が主役!全員で進化!~」。

 専門店部門では、2030年の姿を見据え、本年度の重点施策として「クラウドV加入の促進」「商品充足率の向上」「稼働客の増加」の3点を掲げた。クラウドVは、販売店が顧客情報を記録・蓄積できるシステムであり、商圏や顧客の分析に活用することで、新規顧客の獲得や販売拡大につなげることが可能となる。さらに、稼働客数については2030年に53.7万世帯を目標とし、25年比で14%増を見込む。商品充足率についても、現状から10%の向上を目指す。

 4月にインテックス大阪で開催したパナソニック パートナーズ商談会には1,719人が参加(同87%)。「納得を生む売れるストーリー提案」をコンセプトに、商品説明と接客トーク・販促をセットで提案した。
 6月からは「パナカードで買うとお得キャンペーン」を開始した。対象商品購入でキャッシュバックを実施し、夏のパナソニックフェアと連動して需要喚起を図る。

 9月には女性スタッフ向け「パレットセール」を開催(キッチン/快適/美容健康の3コース)する。同時期には、全国パナソニックショップ会統一キャンペーンとして「ビエラで感動アップデート」を実施する。需要が低迷しているテレビの点検活動を通じて、所有情報の取集と新しいテレビの楽しみ方を提案することで買い替えを促進する。

 9月から秋のパナソニックフェア、10月には秋のパートナーズ商談会開催を予定だ。

 西日本支社として上期は同108%を計画。下期は、エアコン、照明の反動減を見据え、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の取組みを加速、強化させることで年間成長の確保を目指す。