2026.08.12 【ケーブル技術ショー2026】古河電気工業/ミハル通信、ELL Liteを活用したプラットフォームを紹介 次世代の放送制作へ
次世代自主放送制作プラットフォームを紹介した
古河電気工業とミハル通信は、東京国際フォーラム(東京都千代田区)に開催された「ケーブル技術ショー2026」では、PON(受動光ネットワーク)や無線技術によるインフラと、放送システムを基盤とした各種ソリューションを組み合わせ、次世代のサービス基盤を展示した。両社の強みを生かしたサービス構成や導入イメージを紹介。ブース内で展示コーナーのトピックを取り上げ、ポイントを絞った約10分間のミニセミナーも1日6回開催した。
ブースでは、さまざまなシーンで活用され、注目を集めている極超低遅延4K映像・音声伝送システム「ELL Lite」を活用したプラットフォームをミニセミナーで紹介した。
ELL Liteは、デジタル音声入力を持ち、映像とは独立した非圧縮デジタル音声を多チャンネルのまま遠方にフレッツ光やPON、公衆回線で伝送。高品質な映像と音声を低コストで遠隔に伝送し、1台でエンコード・デコードの両方に対応する。送信・受信の同時動作が可能で、1セット(2台)を対向利用することで双方向の運用を実現する。受信側では受け取った多チャンネル音声データを、現場に合わせた再ミックスなどで自由に利用可能だ。
ミニセミナーでは、「自主コンテンツ放送を進化させるELL Lite」と題して紹介。イベントなどの録音をマイクロフォンが22.2チャンネルあるミハルオリジナル3Dマイクで行い、映像と多ch音声をELL Liteが放送局まで伝送する。
伝送されたデータを地デジに載せられる音声5.1chミックスに加え、多ch音声を人間の頭部や耳の音響特性を再現し、両耳で聴いているような立体的な音響効果を生み出す録音・再生技術の「バイノーラル」のプロセッシング技術「HPL(Headphone Listening)」に変換して送出。副音声として両方を放送でき、ステレオ環境のみの家庭でもHPL音源で3D音声を体験することができる。
次世代自主放送制作プラットフォームは、より臨場感のある音を提供することでケーブルテレビの受信放送の価値向上のために提案。来場者の反応も良かったという。






