2021.12.03 東大の研究グループ 「ガラス」の安定化に新原理

通常のガラス(上段左)は、時間経過後に粒子(丸い部分)が増加し結晶性が向上する(上段右)。しかし、安定ガラス(下段左)は、時間が経過しても結晶化がほぼ完全に阻害されている(下段右)

 東京大学は、長期間の安定性に問題があるガラス状態の物質について、安定化の新たな方法を発見したと発表した。物質の粒子の密度を均一化する方法で、ガラス状態を力学的に安定させる全く新しい物理原理を示した。超安定ガラスの形成を可能にすると期待される。今回はモデル的な研究であり、さらに研究を進める。半導体製造にも使われる石英ガラスなど、エレクトロニクス関連への波及にも期待がかかる。

twitter facebook line
匠が語るバックナンバー
お知らせ

日頃より電波新聞をご購読いただき誠にありがとうございます。

先般ご案内させていただいていた通り、電波新聞は9月30日をもって紙による日刊紙の発行を終了し、10月からは「週刊電波新聞」を発行するとともに、日々のニュースは「電波新聞デジタル」で発信してまいります。

これに伴いまして、日刊電波新聞につきましては、新規のご購読受付を8月29日をもちまして終了させていただきます。なお、ばら売りのバックナンバーにつきましてはこれまで通りご提供をさせていただきます。 詳細はこちらをご覧ください。

【電波新聞リニューアル!先行申込キャンペーンについて】 
2025年9月末までに、10月以降の購読のお申し込みを頂いたお客様に限り、『電波新聞デジタル』及び『週刊電波新聞』が読めるスタンダードプランが最大3か月無料になるキャンペーンを実施しております。

電波新聞リニューアル!先行申込キャンペーンの詳細はこちら
https://dempa-digital.com/renewal/