2025.02.06 ダイトロン、12月期連結は増収増益
ダイトロンの「第11次中期経営計画」(2024~26年度)の初年度に当たる24年度はオリジナル製品の拡販や海外事業の拡大を展開した結果、24年12月期連結決算は増収増益だった。
事業別では、国内販売事業の製造装置において半導体・FPD製造装置、電子部品製造装置などの販売が増加。電子機器および部品では画像処理向けレンズ・照明などの販売が増加した。コネクターやアナログICは減少。この結果、売上高は前期比6%減の652億円。営業利益も同15%減の38億円。
国内製造事業では部品事業部門の特殊ハーネスが好調。装置事業の通信用デバイス向け加工機などが減少して外部顧客への売上高は同1・7%減の39億円となった。
海外事業は米国、中国、東南アジアで好調の結果、同29%増の245億円の売り上げに対し営業利益も同113%増の18億円。
土屋伸介社長は、会見で「26年度に売上高1000億円を目指したい」と語った。