2025.11.06 空気清浄機の新シリーズ立ち上げ 第1弾を発売 シャープ

Purefitシリーズ FU-U40

運転音、サイズ感、本格的な性能を併せ持つ空気清浄機の新シリーズを立ち上げる
運転音、サイズ感、本格的な性能を併せ持つ空気清浄機の新シリーズを立ち上げる

 シャープは、運転音、サイズ、性能がさまざまなシーンに“フィット”するプラズマクラスター空気清浄機の新シリーズ「Purefit(ピュアフィット)」FU-U40(市場想定価格=税込み4万3000円前後)を6日から発売した。

 空気清浄機の主力製品は、加湿機能が搭載された複合タイプだが、花粉対策などで単体の空気清浄機需要も近年伸びている。在宅ワークが定着し、リビングだけでなく、書斎や寝室など長時間過ごす場所も増えている。

 こうしたトレンドに応えることを狙ったピュアフィットは、加湿機能を搭載せず、運転音やサイズ、空気清浄性能を兼ね備えた製品として提案するため、新たに立ち上げたシリーズ。第1弾として投入したU40は少人数世帯の増加や住宅の狭小化傾向など、住宅を取り巻く環境変化に加え、ライフスタイルの多様化に応え開発した。

 新製品は、左右両側から空気を取り入れる「Wフィルター構造」を採用し、コンパクトサイズながら、広い吸い込み面積を確保。効率よく空気を送り出すことでファンの回転数を抑え、最大風量時でも44dBの低騒音と18畳の空間まで対応するパワフルな空気清浄性能を両立している。

 「自動運転」時には、ささやき声より静かな運転音(28dB)を実現。音が気になる仕事部屋や寝室などの空間でも安心して使用できる。

 新たに高感度ホコリセンサーを搭載し、「自動運転」時の汚れ検出の精度を高め、最適な運転制御により清浄性を高めている。

 ニオイセンサーと合わせ2種類のセンサーで空気の汚れを判別し、「自動運転」時の反応精度を高め、効率よく部屋の空気を清浄する。空気の汚れ度合いは、本体のモニターで確認することができる。

 本体の樹脂部品全体の約20%以上に再生プラスチック材を使用し、環境負荷低減への取り組みにも力を入れた。本体カラーはホワイト系、グレー系の2色をそろえる。

 今後はオフィス向け大空間タイプなど機種拡充も検討していく。広い空間や寝室といった個室など、使用する場所によって最適なサイズ感(コンパクト性)、空気清浄性能、静音性を担保するのがシリーズのコンセプトになっている。