2025.12.08 【照明特集】三菱電機照明 青空照明で開放感あふれる室内空間を実現
misolaラインタイプ2台連結
三菱電機照明は、空が青く見える原理を応用した照明器具「misola(みそら)」を訴求する。青空を模したパネルと発光するフレームを組み合わせた独自構造を取り入れ、室内空間で奥行きのある青空と太陽光の差し込みを表現。フレーム部の2~3面を光らせ、残り1~2面を影にすることで、太陽光を演出する。オフィスや病院などの快適性の向上に貢献する。
また、色の異なる複数のLED光源の発光量を変化させることで、時の移ろいを感じさせる朝夕、夜のシーンも表現できるようにした。
形状は約60㎝角のスクエアタイプと、サイズが半分ほどになったラインタイプがある。スクエアタイプは天井埋込形、グリッド天井用、壁埋込形、軒下用を取りそろえ、設置場所や用途に応じて導入できる。ラインタイプは天井・壁埋込兼用で、従来のライン形器具(40形、20形)の埋込穴を利用したリニューアルに対応できる。光散乱体の側面からLED光を導光させるエッジライト方式を採用することで器具を薄型化したことも特徴。
スクエアタイプ、ラインタイプともリモコンでシーンを変えられる「リモコン切替タイプ」、時の流れに合わせて自然なシーン変化を自動で行う「スケジュール制御タイプ」に加え、他器具と連携した自動制御も専用タブレットで設定・操作が可能な「無線照明制御タイプ(MILCO.CONNECT)」をそろえた。
今年はさらに、スクエアタイプの「天井埋込型(軒下用)」を新たにラインアップ。雨風やほこりにも配慮し、前面ガラスカバー付きとなっている。ビルや商業施設のエントランスなど雨の吹き込みやすい場所での活用が期待される。
LED照明は、室内空間を効率的に明るくするだけでなく、心地よい空間づくりを実現するアイテムとしての存在感も高まっている。同社は高度化する照明ニーズを先取りし、今後もLED照明で室内空間を快適にする可能性を追求。日常生活を照らし続けていく方針だ。









