2026.01.28 アイロボット、中国パイシア傘下で事業再編へ

 ロボット掃除機「ルンバ」を手がける米アイロボットは23日、中国の製造委託先企業PICEA(パイシア)との長期成長戦略を推進する戦略的取引が完了したと発表した。今回の取引で、米国連邦破産法に基づく再建手続きのチャプター11から離脱し、パイシアの傘下となった。

 アイロボットは、引き続き米国に拠点を置くグローバルなロボティクス企業として事業を継続する。米マサチューセッツ州のアイロボット本社は、エンジニアリングや製品開発、マーケティングの拠点とする。パイシアの傘下として、より強固な財務基盤のもと長期的なイノベーション戦略を推進し、製品の開発・販売に取り組む。

 事業再編の一環として、世界中の消費者データや接続デバイスの保護を担う独立子会社「iRobot Safe」を米国に設立。顧客データが透明性を持って保護されることを強調する狙いだ。

 日本国内では、これまで通りアイロボットジャパンが全てのサービスやサポート、販売活動を継続する。「日本のお客さまへの直接的な影響はない」(アイロボットジャパン)とし、製品保証やアプリ、修理・サポートなどのアフターサービスもこれまで通り提供される。