2026.02.02 カーボンナノチューブの夢と現実 導電線に技術の壁 放熱材として注目高まる
右から山田副研究部門長、研究グループ長の松本尚之氏、森本崇宏氏、桜井俊介氏
炭素でできたナノメートル(nm)単位の筒状素材であるカーボンナノチューブ(CNT)は、1991年に飯島澄男博士が発見して以来、多様な用途で期待を集めてきた。導電線のように依然として技術的な壁が残る分野がある一方、放熱材料として新たに注目が高まる分野も明らかになりつつある。研究開発の動向について、産業技術総合研究所(産総研)のナノカーボン材料研究部門に聞いた。取材に応じた山田健郎副研究部門長は、同部門の体制について「合成、評価、複合化などを担う3グ... (つづく)





