2026.04.02 入社式あいさつ【産業機械・設備】

富士電機、横河電機、日新電機、きんでん、堀場製作所、住友電気工業、島津製作所、カナデビア、GSユアサ、アズビル

アズビル・山本清博社長 変化を前向きに捉え創意工夫を

 当社は、長年にわたりオートメーション技術を核としながら、人や社会と向き合い、価値を生み出すことを大切にしてきた。本年、創業から120周年を迎えるが、その歩みの中で一貫してきたのは、技術や効率そのものを目的とするのではなく、それを通じてより良い社会や暮らしにどう貢献できるかを考え続ける姿勢。皆さんがこれから携わる仕事もその一つが、社会や人々の暮らしと繋がっている。目の前の業務の先に、誰かの仕事や生活があるという意識をぜひ持って取り組んでほしい。さらに、これからの時代、生成AIをはじめとした技術の進展により、仕事の進め方は大きく変わっていくだろう。そうした変化を前向きに捉え、日々の仕事の中で創意工夫を重ねていく姿勢を大切にしてほしい。

GSユアサ・阿部貴志社長 社内外の知をかけ合わせイノベーション

 社内外の多くの人や知識、情報に直接触れる事により、自分の知識と他人の知識をかけ合わせる事でイノベーションを起こして欲しい。視野と思考の幅を広げるために外に目を向けよう、外に出ようとの意識を持ってこれからの仕事に取り組んで欲しい。一方、我々を取り巻く労働環境も日々変化を続けている。特に生成AIの進化のスピードは凄まじく、既存のソフトウエアやハードウエアはもちろんのこと、仕事そのもののやり方や価値、時間軸を変え、そして労働力のシフトをもたらす。生成AIにはできない領域の仕事に労働力をシフトしながら新しい知識を探索しイノベーションを起こすことで、ともにGSユアサを次世代に繋ごう。

カナデビア・桑原道社長 会社を舞台に早く多くの失敗を

 今年度は、事技職134人、工場勤務の技能職25人、あわせて159人の新入社員を迎えることができた。失敗することもあると思う。しかし、その一つひとつは決して無駄にはならない。カナデビアという会社を使って、早く、そして多くの失敗をしてほしいと思っている。それこそが、若い皆さんに与えられた最大の特権。私たちが日鉄エンジニアリングとの経営統合の検討を進めているのも、「サステナビリティ社会の実現」という目標に向かい、まず走り出した結果。皆さんにも、ぜひこの目標に向かって、ともに歩む仲間であってほしい。

島津製作所・山本靖則社長 新技術を主体的に使いこなす姿勢に期待

 AIは、研究開発、製造、営業、サービス、間接業務などの企業活動と日常生活そのものを大きく変えている。AIは、人に代わるものではなく、人の知恵と経験を拡張し、より高い付加価値を生み出すための強力なツールとなる。当社は、デジタル技術やデータ、AIを融合し、技術の深化と価値創出の進化を同時に進める。お客さまの要望や、社会課題を早く、深く理解し、とおもに解決策を描き実現することが、当社が歩もうとする次の時代の在り方だ。自ら考え、学び、判断し、行動する「自律した社会人」を目指し、AIをはじめとする新しい技術を自らの人生や業務をよりよくするために主体的に使いこなす姿勢を期待する。

住友電気工業・井上治社長 経営基本思想「五方よし」の実践を

 26年度は「中期経営計画2028」の最初の年度にあたる。当社グループは公益を重視し、五つのステークホルダーとの共栄をめざし、「五方よし」(経営基本思想)を実践、社会のより良い発展に貢献している。皆さんが今後、それぞれの部署に配属されるが、これら全社方針の理解を深めて欲しい。そこで①安全とコンプライアンスの徹底②新しい取り組みの提案と果敢なチャレンジ③コミュニケーションと健康を大事にする、の3点を皆さんにお願いしたい。最後に家族など周囲への感謝の気持ちを忘れないで欲しい。

堀場製作所・齊藤壽一副会長 誰にも負けない柱の構築を

 これからの時代、AI をどう使い、共存するかが重要となる一方で、その進化によって真偽のわからない情報が世にあふれている。だからこそ、「本物」を見極める目を養い、そこから真に価値のある、誰にもまねできない「ほんまもん」を創り出す力が必要。そのためにも、配属先で基礎を徹底して学びながら自分の専門性を磨き、これなら負けないという自らの「柱」を築き上げてほしい。

きんでん・上坂隆勇社長 人財を原動力に未来をつくる

 「必ずやり遂げる精神」は、きんでんの強み・きんでんらしさであり、当社のDNAとして、我々の根底に今もしっかりと受け継がれている、誇り高い不変の精神。この精神が、重要な社会インフラを支えている我々だからこそ求められているものであることを新入社員の皆さんには、まず理解してほしい。現在、当社は、持続的成長・発展に向け、6年間の中期経営計画に取り組んでおり、その経営の根幹に「人と心」を置いている。人財こそが当社の成長の原動力であり、それはこれからも変わることはない。未来のきんでんを作っていくのは、皆さん自身であるという自覚を持って、今後の研修、業務に臨んでほしい。

日新電機・西村陽社長 既成概念にとらわれず組織に新風を

 本年度から新たな中期経営計画が始動する。今日は、皆さんが社会人として新しい一歩を踏み出す日であると同時に、当社グループにとっても、新しい成長に向けて歩み始める節目の日だ。エネルギー産業が大きな転換期になる中で、電力機器をはじめ社会インフラを支える当社の事業は、大きな社会的責任と大きな可能性を担っている。時代の変化に合わせて進化し続けることが私たちの使命だ。新しく仲間になった皆さんには、既成概念にとらわれない新しい視点がある。その感性を大切にし、組織に新しい風を吹き込んでくれることを期待している。

横河電機・重野邦正社長 顧客の利益創出や企業価値向上に貢献

 近年、ものづくりの現場では「技術伝承」「人材不足」「効率化」がキーワードになっている。AIに仕事を奪われるというよりはAIの力を借りてこれらの課題を補わなければならない状況だ。これからは皆さんも一緒に、課題解決に向けて取り組んでいこう。グローバルなビジネス環境の中で、技術や市場の変化も格段に速くなっている。YOKOGAWAは素晴らしい技術を持つ会社であり、この技術や製品を積極的にアピールしていく必要がある。私は昨年社長に就任してから、グループ社員に「Show the value(価値を見せていこう)」と伝えてきた。当社の技術力やそれがもたらす価値を適切に提案できれば、顧客の利益創出や企業価値向上に貢献できる。

富士電機・近藤史郎社長COO 自らの感性を信じて未来へ挑戦

 富士電機は発電からエネルギーの安定供給、需要家サイドにおける省エネや自動化、電動化などを実現する事業・技術を有しており、これらを最適に組み合わせ、さらに新たな技術・製品を加え、AI・デジタルをフル活用して顧客価値の創出と社会課題の解決に貢献していく。当社は多様な人材の意欲を尊重し、チームで総合力を発揮する会社である。人と人とのつながりを大事に、フェースツーフェースのコミュニケーションを大切にしてほしい。脱炭素化に向けて世の中が転換期を迎える中、自らの感性を信じて失敗を恐れず挑戦し、一緒に希望の未来を拓こう。