2026.06.10 ノーリツの絵本、「日本BtoB広告賞」審査委員会特別賞受賞 社内理念浸透の一環で制作
左から、ノーリツの住吉さん、林哲也さん、グラフィックデザイナーの小野崎さん、Queの仁藤CEO
ノーリツが社内理念浸透施策として制作した絵本「自分だけの一歩~『なくてはならない』のはじめかた~」が、日本BtoB広告協会が主催する第47回「日本BtoB広告賞」で、審査委員会特別賞(PR誌の部)を受賞した。
日本BtoB広告賞は、BtoB領域の広告・コミュニケーション活動の発展、振興を目的に創設されたBtoB広告作品のコンテスト。
今回、理念浸透をテーマにした表現手法や、読者の共感を促すストーリー性などが評価され、受賞に至った。
受賞作品は、同社の理念浸透を目的に、若手社員で構成された社内ワークショップを通じて企画・制作した絵本となっている。
同社は、創業の原点である「お風呂は人を幸せにする」という信念のもと、「あたりまえの暮し」を支えてきた。
今後も「あたりまえの幸せ」を届けていくために、働く一人一人が前向きな一歩を踏み出すきっかけをつくりたいとの思いから、作品が生まれた。 表現手段として絵本を選んだのは、絵本ならではの余白や問いかけを通じ、読み手自身が主体的に考えられるきっかけをつくりたかったため。
大きな成果ばかりを求めるのではなく、それぞれが自分なりの一歩を見つけてほしいというメッセージを込めた作品となっている。
制作者の一人である同社社長室の住吉友恵さんは「本作品は、社内ワークショップを通じた理念浸透の取り組みの中で生まれた企画。創業の原点に立ち返り、当社が大切にしている価値観や思いを改めて見つめ直す中で、ワークショップメンバーが主体となり、形にした」とコメント。
「理念を一方的に伝えるのではなく、読み手一人一人が自身の働く姿勢や価値観を見つめ直し、『自分はどうありたいか。その実現のためにどんな一歩を踏み出すのか』を主体的に考えるきっかけとなればという思いで制作した。受賞を励みに、今後も当社の理念を大切にしながら、社会に価値を提供し続けたい」(住吉さん)という。
構成・文章を担当したQueの仁藤安久代表取締役CEOは「理念浸透は、ともすれば論理や説明に寄りがち。本作では、絵本という余白と感情のある形式を通して、理念を読み手自身の実感へと変えることを目指した」とする。
「お風呂の中で交わされる、おじいちゃんと孫の会話のぬくもりとともに、創業者の思いが読む人の記憶に残ってくれたらうれしい」(仁藤CEO)と話した。
イラストレーターの小日向まるこさんは「誰かがほかの誰かを思いやる、それはまさに愛情であり、私たちの生活は、常に見知らぬ誰かの愛によって守られていて、それはお風呂の給湯器にも。絵本を通してその思いが伝わることを願っている」とコメントを寄せた。









