2026.07.08 ロジスネクスト、ナトリウムイオン電池を実証 フォークリフト向け二次電池に搭載 LIXIL一関工場で性能検証
ロジスネクストは7日、小型バッテリー式フォークリフトの二次電池として、ナトリウムイオン電池を搭載する実証試験を実施したと発表した。今後も各種試験を通じ、耐用年数、性能、安全性に関する知見を蓄積する。新技術を迅速に取り入れ、実用化に向けた開発を加速する。
現在、バッテリー式フォークリフトには主に鉛蓄電池を搭載している。2023年12月には、長時間稼働や急速充電に対応するリチウムイオン電池を新たにラインアップに追加した。
ナトリウムイオン電池は、資源制約のあるリチウムなどのレアメタルを使わないため、資源制約が少なく、安定した供給が見込まれる。今後の実用化、量産化が注目されている。
こうした背景を踏まえ、同社はリチウムイオン電池の将来的な代替候補の一つとして、ナトリウムイオン電池の要素開発を進めている。ナトリウムイオン電池は、ナトリウムイオンの移動により電力を蓄え、放出する次世代二次電池。資源量が豊富で偏在の少ないナトリウムを活用することで、安定供給性や持続可能性に優れるほか、低温環境下でも性能を維持しやすい特徴がある。
今回、バッテリー式フォークリフト「ALESIS(アレシス)」の3.5t仕様車にナトリウムイオン電池を搭載し、LIXILと協働で実証試験を行った。試験はLIXIL一関工場(岩手県一関市)で実施し、稼働時間や車両性能に関する測定、記録を完了した。
今後は、性能、品質面の詳細データを整理し、ナトリウムイオン電池の活用可能性を検証する。









