2021.05.17 【エアコン特集】パナソニック「エオリア」Xシリーズ

「エオリア」Xシリーズ

加湿空清機と連携、高温でもしっかり冷房

 パナソニックは、高濃度の「ナノイーX」搭載でカビに強く、今まで無駄に捨てていた熱エネルギーを冷房にも有効活用し〝極上冷暖房〟を実現する「新・エネチャージシステム」を搭載したルームエアコン2021年モデル「エオリア」Xシリーズの提案に力を入れる。

 Xシリーズは、新たに加湿空気清浄機新製品とのIoT連携も実現。高温環境でもしっかり冷房するなど、快適性・利便性・清潔性、省エネ性がさらに向上した。

 エオリアは、業界に先駆け遠隔操作を可能にしてきたが、Xシリーズ21年モデルでは、加湿空気清浄機新製品とそれぞれ無線LAN接続して「うるおい暖房」を実現、暖房時の乾燥を防ぐ。

 2台使いにより、部屋の上部はエアコンで、下部は加湿空気清浄機を使うことで、単独で使うときより集じん能力が向上する。

 例えば、空気清浄能力20畳相当のエアコン(CS-X401D2)と空気清浄能力40畳相当の加湿空気清浄機(F-VXT90)を使用した場合、合計60畳相当の集じん能力できれいにできる。

 従来の「エネチャージシステム」は、排出される熱エネルギーを効果的に暖房時の霜取り運転に活用し、暖房を止めずに快適な環境を実現。21年モデルのXシリーズでは、回路構造の変更により、新たに冷房にも応用した。「新・エネチャージシステム」は、設定温度を維持しながら除湿もする「快湿制御」を実現、オンオフにかかる無駄な電力を使わないため、10%の省エネにつながる。

 また、独自の駆動制御と圧縮機メカ部の最適化により、コンプレッサーの最大回転数を上げて「快速制御」を実現。冷房の立上げスピードが15%アップしている。