2022.05.12 【新技術】電通大が透明物体の内部や曲がった反射面上にゆがみのない空中像を表示する新手法
[図1]透明物体内部の空中像ゆがみ補正(上)、反射面上の空中像ゆがみ補正(下)
電気通信大学大学院情報理工学研究科の小泉直也准教授らの研究グループは、コンピューターグラフィックス(CG)の手法であるレイトレーシング法を用いて、屈折面の内側や反射面上にゆがみのない空中像を表示する技術を開発した。これによって実物体の内外に動的かつフルカラーの映像を表示できるようになり、平面にとらわれない新たなディスプレーの実現が期待される。
特殊な光学素子を用いて実空間の何もない中空にデジタル映像を表示する空中像表示技術の... (つづく)
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