2022.12.30 工場排出ガスの低濃度CO₂分離回収技術の開発開始 昭和電工と日本製鉄が国立6大学と連携 30年代後半の社会実装をめざす

 昭和電工と日本製鉄は、六つの国立大学と連携し、工場排出ガスに含まれる低濃度CO₂の分離回収技術開発を本格始動した。低コストで省エネルギー型のCO₂分離回収技術を早期社会実装していくことで、カーボンニュートラル社会への貢献を目指す。

 両社と六つの国立大学(大分大学、大阪大学、京都大学、千葉大学、名古屋大学、北海道大学)が共同して進める事業が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業」に採択...  (つづく)