2020.03.10 【中部産業特集】アイホン テレビドアホン拡充

シンプルデザインのテレビドアホン「JS-12E」

 アイホンは最近の話題製品として、戸建て住宅向けに、昨年6月発売のシンプルデザインのテレビドアホン「JS-12、JS-12E」、スマートフォン対応テレビドアホン「WP-24シリーズ」、ビジネス向けに、IPネットワーク対応インターホン「IX(アイエックス)システム」などをそろえている。

 録画機能なしのテレビドアホンJS-12と、録画機能付きのテレビドアホンJS-12Eは、親機の画面に3.5型モニターを採用し、カメラ付き玄関子機には夜間照明LEDを内蔵することにより、夜間でもカラー映像での確認ができるため安心して利用できる。

 カメラレンズの角度は、従来品の上下に加えて左右や斜めにも調整が可能であるため、取り付け位置の制限や、別途角度調整台を用意する必要がなくなり、設置の自由度が高い。

 デザインでは、モニター付き子機のスピーカスリットを底面へ配置することで凹凸を少なくし、表面の手入れがしやすい。インテリアデザインの調和を図るとともに、操作性とシンプル性が高い。

 JS-12Eは録画機能を内蔵し、呼び出しの際に、玄関子機のカメラで捉えた来訪者の様子をモニター付き親機に自動録画する。

 WP-24シリーズは、スマホと連動可能なテレビドアホン。インターネットを介して、外出先でもスマホで来訪者の映像確認や通話ができる。録画映像、留守中の来訪者への対応や家族の帰宅確認、宅配ボックスとの連動も可能である。

 IXシステムは、商業施設・工場・事業所・オフィスビルなど幅広いビジネスインターホンのニーズに対応できる。昨年12月、インターホン工業会の「インターホン・オブ・ザ・イヤー2019」の最優秀賞(システム部門)を受賞した。

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