2024.03.15 オータックス、松久の電子部品事業を一部継承

オータックスのDIPスイッチ(ピアノタイプ)

 オータックス(横浜市港北区、富田周敬社長)は15日、スイッチメーカーの松久(東京都葛飾区、神谷一雄社長)の電子部品事業を一部継承すると発表した。継承は今年4月を予定する。譲受金額は非公開。

 オータックスは、制御機器や空調機器、通信機器、事務機器など向けに40年以上にわたりスイッチを供給している。今回の松久の電子部品事業一部継承により、売上アップと顧客への電子部品供給を継続する。

 継承する内容は、部品製造に必要な生産設備や成型金型、プレス金型および技術資産一式。

 オータックスは、1976年創業の産業用スイッチメーカー。特に、プリント基板に取り付け内部装置に組み込まれるDIPスイッチでは、月産1800万個を超える業界トップ水準の生産量を誇り、「DIPスイッチのオータックス」としての評価を確立している。

(後日電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)