2025.02.27 リンを含まない新ガラス素材 ノリタケが試作に成功 低温でアルミと接合可能

試作に成功した新ガラス材(300度で加熱し、アルミニウムと接合した状態)

 ノリタケは、新材料の開発を目的にMI(マテリアルズ・インフォマティクス)を活用しているが、その成果としてアルミニウムと低温で接合が可能で、リン非含有の新ガラス材の試作に成功した。

 自動車のEV化や電装化が進む中、車載向けの半導体では高耐圧・大電流に対応できるパワー半導体の採用の増加が予想される。半導体はリンの混入が性能に影響を及ぼす。また、車載の軽量化も求められているため、周辺部品では重量が軽いアルミニウムの利用が拡大する見...  (つづく)