2026.01.20 ブイキューブの「AIアバター」 グリーホールディングスが株主総会に導入 運営業務を効率化
AIアバターを使って作成されたシーンの1部
ブイキューブは、AI(人工知能)によるアバター(分身)をグリーホールディングスの株主総会で行う事業報告に導入したと発表した。役員によるメッセージ動画に取り入れたもので、コンテンツの品質を維持しながら運営業務を大幅に効率化することに成功した。
ゲーム事業やメタバース(仮想空間)事業などを展開するグリーホールディングスは、株主総会のデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環で、事業報告で使う役員メッセージの動画にAIアバターを採用した。役員自身が実写で出演していた事業報告のメッセージ動画を、本人の容姿や音声を再現したAIアバターを用いて制作した。
視聴者の株主が「AIであること」に違和感を抱かないよう、演出面での工夫を徹底。株主への思いを伝える重要なパートには実写を、正確性が求められる数値説明のパートにはAIアバターを取り入れたという。
従来の実写収録では、多忙な役員のスケジュールを調整し、収録時間を確保する必要があった。この方式では、決算発表から総会までの間に事業状況に変化があっても動画の更新が難しいという課題があった。AIアバターを活用することで、動画を柔軟に更新できる体制が整い、編集作業を行う運営担当者の負担を軽減できる。役員の収録工数を約3分の1に削減できたという。
コミュニケーションサービスを提供するブイキューブは、インターネットを活用した「バーチャル株主総会」を支援してきた実績を持ち、総会運営に対する理解が深い。グリーホールディングスはこうした点も評価し、AIアバターの導入を決めた。










