2026.02.04 米EUV Tech、海外初の現法をシンガポールに設立 アジアで生産の半導体大手を視野に
EUVTの現地法人設立式典に出席したスー・ホー・ユンEDB副長官(左から2人目)とパトリック・ノローCEO(右から2人目)
米国のEUV Tech(EUVT)は、同社初の海外子会社「EUV Tech Singapore Pte Ltd」をシンガポールに設立した。1月28日、現地で記念式典を行い、パトリック・ノローCEOや同社幹部、シンガポール経済開発庁(EDB)のスー・ホー・ユン副長官らが出席した。 EUVTは、半導体波長13.5nm(ナノメートル)の非常に短い紫外線(極端紫外線=EUV)マスク向け装置のメーカー。同社は、2023年3月にインテルの投資子会社から約1200万ドルの出資を受けるなど、将来性が見込まれている。
シンガポールは日本、韓国、台湾などアジアの半導体顧客を支える地域ハブの拠点との位置付けから、国外初の海外拠点を設立した。ノローCEOは設立の狙いについて、「自社のEUV露光向けのメトロロジー(計測・検査)装置に関し、フィールサービス、技術サポート、顧客との技術協業などのサービスを提供していく」と述べた。
アジアには、サムスン電子やSKハイニックス、TSMC、マイクロン・テクノロジー、STマイクロエレクトロニクスなど、欧米含め大手の最先端半導体メーカーが集中。シンガポールが半導体製造装置、人材、インフラが集積するハブ的な存在となっている。そこで、迅速に顧客やエコシステムを支援するため、シンガポールに拠点を設置したという。EUV Techに対しては、人材を含めてEDBも全面的なサポートを提供する構えだ。研究開発活動は当面、米国本社で継続していく。









