2026.02.13 デクセリアルズの25年4~12月期、増収減益 高付加価値製品の販売が増加

 デクセリアルズの2026年3月期第3四半期(25年4~12月)連結業績(IFRS)は、蛍光体フィルムの販売終息があったものの、データセンター(DC)向け光半導体や、カメラモジュール向け形状加工異方性導電膜(ACF)などの高付加価値製品の販売が増加し、増収を確保した。事業利益は前年同期比1.2%減と微減となったが、為替影響を除くと増益だった。

 売上高は前期比0.2%減の872億9600万円、営業利益が同7.3%減の304億5100万円、税引前利益が同5.9%減の305億5900万円、当期純利益が同8.9%減の212億6700万円。

 セグメント別売上げは、光学材料部品セグメントは前年同期比9.7%減の376億7200万円。光学フィルムは、前年上期からの蛍光体フィルムの売上減に加え、自動車向け反射防止フィルム(ARF)の新規納入積み上げ影響、ノートパソコン用ディスプレイ向けARFの納入時期後ズレもあり減収となった。光学樹脂材料も、光学弾性樹脂(SVR)で一部採用モデルの数量が減少した。

 電子材料部品セグメントは、同9.3%増の502億9200万円。カメラモジュール向け形状加工ACFの使用量増加や、データセンター向けBBU(バッテリー・バックアップ・ユニット)の売上継続、光トランシーバー向けの高速応答フォトダイオードや通信機器向けのモニターフォトダイオードの出荷数量拡大が売上を押し上げた。

 通期業績予想は据え置いた。