2026.08.14 【ケーブル技術ショー2026】住友電気工業、参考展示で技術紹介 AIやメディアサーバーなど

ブースの様子

メディアサーバー「SMS-5101」を参考展示したメディアサーバー「SMS-5101」を参考展示した

 住友電気工業は、東京国際フォーラム(東京都千代田区)に開催された「ケーブル技術ショー2026」では、集合住宅の高度化対応への課題解決「DOCSIS・PON(受動光ネットワーク)ソリューション」、コミュニティチャンネル放送を支える中核装置「次世代メディアサーバ」、デジタル基盤・AI(人工知能)活用による「保守の高度化」などを展示した。新たなビジネス創出として、地域コミュニティーの安心・安全に貢献する事業者向けクラウド録画型カメラサービス「スミカメラ」や高齢者の生活支援に向けた「対話型AIロボット」も紹介した。

 対話型AIロボット「みきちゃん」は参考展示となる。STB(セットトップボックス)と連携させ、番組の内容を踏まえてユーザーと会話できる技術を提供した。一人暮らしの高齢者には操作できやすいようにし、離れて暮らす家族は様子を見たり会話を確認することもできる。。通知機能や遠隔モニタリングにより安心感とサポート性を向上した。今後はクラウドカメラを活用して隣室も確認可能にする予定だ。

 クラウド録画型カメラサービス「スミカメラ」は、事業者や利用者が簡単にカメラを管理できるWeb管理画面を提供する。同社カメラの使用を推奨。防犯だけでなくAIを導入し、物の判別や人が集まった人数などを詳細に把握できるようにした。今後は、指定した場所に荷物を置いてもらう「置き配」が盗まれたことの検知や、人が集まる理由など潜在的な需要を引き出せるようにしていく。

 デジタル放送の自動送出を実現する「自動番組制御装置(APC)マスターシステム」の中核を担うメディアサーバーとして提供する「SMS-5101」を参考展示。高信頼SSDストレージを搭載し、最大4入出力に対応する。プロキシプレビュー機能で、少し画質を落としてでもプレビューをすぐに出せるようにした。会場ではデモを行い、視覚的にも分かりやすいようにした。27年度後期にリリース予定。