2026.10.26 【次世代自動車用部品特集 】スミダコーポレーション 車載用の回転角センサーを開発

ロータポジションセンサー(RPS)ロータポジションセンサー(RPS)

 スミダコーポレーションは、車載用コイルを重点事業の一つに掲げ、CASE(コネクテッド、オートノマス、シェアード&サービス、エレクトリック)などの自動車メガトレンドに対応した製品を相次いで市場投入している。

 同社は、車載用の回転角センサー「ロータポジションセンサ(RPS)」を開発した。渦電流RPS技術を採用しているため、通常のレゾルバと比較し、角度センシングの測定精度に優れ、取り付けも容易。

 特徴は、渦電流方式インダクティブ技術を採用、軽量・コンパクト設計、磁場の影響を受けにくい、過酷な環境下での高信頼性、幅広い実装公差を実現、差動モード信号出力、アナログSIN・COS信号出力、自己監視システム搭載、幅広い極対数への対応が可能、高速回転対応可など。車載グレードのAEC-Q100/Q200準拠。機能安全規格ISO26262準拠ASIL-C(D)の高信頼製品。

 同社のロータポジションセンサは、ラインアップの中でも最高精度を持つ全周囲センサーのスルーシャフトタイプにて、センサーに備わるコイル構造を改良し、センサーを大幅にコストダウンできるようにした。精度は電気角で0.2度el.rmsを達成し、最大回転速度は45万rpmまで対応可能。

 アプリケーションは、同期モーター用ロータポジション検出、EV(電気自動車)ドライブシステムなど。

 車載メタルインダクターは、製品ラインアップを拡充し、大電流アプリケーション向けの22mm角サイズ品を含む20点以上の新製品を開発、市場投入している。これにより、同社の車載メタルインダクターのサイズは、4mm角から22mm角までのラインアップが整った。全製品ともにAEC-Q200に準拠している。

 このほか、車載用に、ゲート電源用絶縁トランス、オンボードチャージャー用トランス、高耐圧・低背パルストランス、インターリーブ用磁気結合リアクトル、フィルターモジュール、ワイヤレス給電コイルユニットなど多彩な製品を展開する。