サトーパーツは、時短配線に寄与するヒューズ付きスクリューレス端子台「F-750シリーズ」や、パネル貫通タイプのスクリューレス端子台「SL-8000シリーズ」、「つかみやすくて外れにくいパワークリップ　C-100シリーズ／C-100-Hシリーズ（高電圧タイプ）」など、多彩な製品を展示・紹介する。

　F-750シリーズは、スクリューレス端子台をヒューズホルダーに盛り込んだ商品。結線部分をスクリューレス結線としたことで、ワンタッチで結線でき、省配線ニーズに対応する。

　特徴は、ワンタッチスクリューレス結線が可能。フェルール端子対応。単線・より線ともにダイレクトで結線できる。分岐配線可能。

　カバーをレバー式にしたため紛失の心配がなく、安全に作業できる。個体管理（トレーサビリティ）が可能。定格15A（250V）。取り付けはDINレール適合。オプションの回転止めモールド（F-1000-S1）も用意している。

　SL-8000シリーズは、ワンタッチで簡単装着できるパネル貫通タイプのスクリューレス端子台。省スペース化に貢献し、フェルールも使用できる。ボタン色は8色から選ぶことができ、誤配線防止が図れる。定格は300V-10A。

　つかみやすくて外れにくいパワークリップは、C-100シリーズに加え、新たに販売開始した「高電圧タイプC-100-H（300V-5A）」も紹介する。

　C-100が30Vまで対応するのに対し、C-100-Hは、カバーの設計変更などにより、300V-5A対応とした。両シリーズともに特許登録済み。カバー色は6色（赤、白、黒、緑、青、黄）。

　同社のつかみやすくて外れにくいパワークリップは、従来のクリップに比べて外れにくさが2倍（同社比）。同クリップは、舌状の板でねじを押さえ、先端は4カ所でねじジの周囲を押さえ込む構造。

　このため、ねじのアタマがつかみやすく、引っ張っても外れにくい。現場での実験や測定などを行うユーザーのニーズに対応して開発した商品。

【IIFES2019　特集】目次

●「SCF／計測展TOKYO」融合、日本の最新ものづくり発信
●スマートファクトリーへの関心高まる
●アズビル　ものづくり自律化システムなど4つのゾーンで展示
●東芝インフラシステムズ　コントローラと産業用コンピュータ融合の「Vmシリーズ」を参考出品
●横河電機グループ　DXでつないでつくるテーマに顧客の課題解決を提案
●エヌエフ回路設計ブロック　業界最速インピーダンスアナライザ出展
●HIOKI　非接触で検出可能なCANセンサー展示
●NKKスイッチズ　耐振動・耐衝撃性優れる小型非常停止用押ボタンスイッチ
●七星科学研究所　充実のUSB2.0防水コネクタ
●サトーパーツ　スクリューレス端子台など訴求
●東亜ディーケーケー　幅広いニーズ対応の水質計測器
●図研エルミック　工場のスマート化ソリューションなど提案