2025.07.10 【電波時評】人手不足時代、ITで選挙事務効率化を

 参院選が3日に公示された。全国各地で選挙戦が展開されるなか、投開票業務のICT(情報通信技術)による効率化も本格化している。

 選挙といえば、投票所ごとに立会人や開票要員が数百人規模で動員され、深夜まで手作業で票を数えるのが風物詩ともなっていた。しかし地方では人手不足が深刻化し、各地の自治体は電子機器やネットを活用した支援システムで省力化に乗り出している。大阪府四條畷市では2023年12月の市議選で、汎用(はんよう)タブレット...  (つづく)