2026.01.21 オートモーティブワールド開幕 自動車の進化を支える電子部品・材料を一堂に紹介 

21日開幕したオートモーティブワールドの会場は初日から熱気に包まれた=21日、東京ビッグサイト(東京都江東区) 

村田製作所が開発中の「超音波式雨滴除去デバイス」によるデモの様子 村田製作所が開発中の「超音波式雨滴除去デバイス」によるデモの様子 

北陸電気工業は、商用車に後付けできる「超音波ソナーシステム」のデモを実施 北陸電気工業は、商用車に後付けできる「超音波ソナーシステム」のデモを実施 

住友ベークライトは、車載バッテリーの熱暴走時の安全性向上に寄与するCBMコンセプトを紹介 住友ベークライトは、車載バッテリーの熱暴走時の安全性向上に寄与するCBMコンセプトを紹介 

自動車の安全性向上に向けたデバイス提案を推進 

 自動車技術の専門展示会「オートモーティブワールド2026」(主催=RX Japan)が21日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。23日までの会期中、電子部品・材料メーカー各社のブースでは、AECーQ200対応デバイスの最新ラインアップや、次世代自動車開発に向けた課題を解決するさまざまなソリューションが展示される。 

 電子部品は、ADAS/自動運転の高度化や電動化、車の安全性・快適性向上、省エネ化といった車の進化を支える新製品・新技術が広く紹介された。 

 村田製作所は、超音波振動でカメラレンズの水滴を除去できる開発中の「超音波式雨滴除去デバイス」のデモを実施した。カメラレンズに水滴が付着した際に、最外層レンズに超音波振動を発生させて瞬時に霧化・除去するもので、悪天候時のADASカメラ検出精度維持に貢献する。高速走行中でも使用可能。「2028年の販売開始を予定している」(同社)。 

 北陸電気工業は、市販のトラックやバスに後付け可能な「超音波ソナーシステム」による障害物検知デモを実施した。超音波センサーで障害物を検知し、アラーム音とモニターでドライバーに注意喚起を行う。システム構成は、圧電を使った超音波センサーモジュール、コントロールユニット、モニターで構成され、最大12個の超音波センサーに対応。近く量産開始を予定している。 

 住友ベークライトは、車載バッテリーの熱暴走時に乗員が車から避難する時間を確保するためのソリューション「CBMコンセプト」を紹介。セルカバー用の耐火・耐衝撃性熱硬化性樹脂積層基板(プリプレグ)をはじめ、複数の樹脂を使用した車載バッテリーの安全対策提案を行った。