2026.06.12 村田製作所、車載向けMLCC量産 2012Mサイズで2.2μFを実現 樹脂外部電極で実装信頼性向上
村田製作所は、自動車向け樹脂外部電極チップ積層セラミックコンデンサー(MLCC)として、2012Mサイズ/定格電圧100Vdcで最大静電容量2.2μFを世界で初めて実現した「GCJ21BD72A225KE02」の量産を始めた。新製品は、小型・大容量・高耐圧を実現し、基板たわみによるクラック(ひび割れ)の発生を抑えることで、実装信頼性の向上に貢献する。
新製品は、独自のセラミック材料と微粒化・均一化技術を用いたセラミック材料設計を採用した。従来、同社の定格電圧100Vdc/静電容量2.2μFの製品では、3216Mサイズ(3.2×1.6mm)が最小だった。新製品では、2012Mサイズ(2.0×1.25mm)で同容量を実現した。これにより、定格電圧100Vdc/静電容量2.2μFの同社従来品に比べ、実装面積を約51%削減した。
また、2012Mサイズの同社従来品(定格電圧100Vdc/静電容量1.0μF)に比べ、静電容量を約2.2倍に拡大した。外部電極に樹脂を使うことで、基板たわみによる応力を緩和し、実装後のクラック発生を抑える。使用温度範囲は-55~125℃。







