2020.11.16 日本トムソンの4-9月連結、減収・赤字

 日本トムソンの21年3月期第2四半期(20年4-9月)連結決算は、新型コロナウイルス感染症による景気悪化の影響を受け、国内外ともに設備投資需要が低調に推移したことで減収となり、最終損失を計上した。

 国内市場においては、エレクトロニクス関連機器向けは底堅く推移したが、工作機械向けなどを中心に売上高は減少。北米地域もエレクトロニクス関連機器向けが好調だったが、精密機械向けや市販向けが低迷。欧州地域では精密機械向けの需要が増加したが、一般産業機械向けや市販向けなどが減速し売上高は減少。中国は経済活動の再開により景気は緩やかに持ち直し、売上高は増加した。