2019.12.11 【セミコンジャパン2019特集】新コスモス電機 一点式ガス検知警報器など出展

「コスモス式ガス検知部PS-7(定置式)」

 新コスモス電機は、近日発売予定の一点式ガス検知警報器「NV-120」(参考出展)をはじめ、メンテナンスの手間を低減できる「コスモス式ガス検知部PS-7(定置式)」「半導体材料ガス検知器XPS-7(携帯用)」、各種ガス検知器やVOC検知器など幅広い商品を出展する。

 NV-120は、従来品「NV-100」の後継機種。グラフィック液晶を採用し、警報表示やエラー表示がより分かりやすくなった。保安電源で、停電でも最大7日間の監視が可能(オプション、型式による)。警報音声は日本語・英語・中国語・韓国語から二つまで選択できる。

 定置式のPS-7と携帯用のXPS-7は、ともにセンサー部分がユニット式。校正済みのセンサーユニットを古いものと交換してゼロ確認と動作確認を行うだけでセンサー交換が完了し、半導体工場などのガス校正作業を大幅に短縮できる。PoE対応で電源ケーブルを使わない設置が可能となったタイプを出品する。

 また、化学物質のリスクアセスメントにおける個人ばく露測定に最適な、個人ばく露濃度計「XV-389」やVOCのリアルタイムモニター「XP-3120-V」、作業環境の化学物質を連続モニタリングする「環境モニタCOD-203」といった環境管理関係の機器も展示。

 個人ばく露濃度計XV-389は日本産業衛生学会が定めた「化学物質の個人ばく露測定のガイドライン」に沿った測定が行える。トルエンをはじめ17種類の化学物質に対応し、選択した物質の気中濃度が警報レベルに達するとブザーやランプで知らせる。

 COD-203は室内の化学物質を低濃度からリアルタイムに監視可能。試験室やクリーンルーム、屋内作業場などでの作業環境の日常監視に適した機器となっている。そのほか、可燃性ガス検知器「XP-3160」、酸素計「XO-353Ⅱ」「KS-70」など、各種ガス検知器・警報器を紹介する。

【セミコンジャパン2019特集】目次

SMARTアプリケーションの総合展 きょうから東京ビッグサイトで
半導体世界市場 19年、メモリー中心に低迷続く 20年は5Gなど牽引で回復予想
東京ウエルズ IoTデバイスのファイナルプロセスを紹介
レーザーテック アクティニックEUVパターンマスク欠陥検査装置など検査技術を訴求
THK LMガイドや新IoTサービスを紹介
クラボウ ウエハーダイシングテープ用基材フィルムなど出品
●新コスモス電機 一点式ガス検知警報器など出展