2022.04.15 水素サプライチェーン実証 東芝ESSなど参画、FH2R活用福島県浪江町 国内初、水素製造なども勘案したEMS

実証開始のテープカット

 福島県浪江町で10日、水素の最適な搬送につなげるモデル構築・実証事業が始まった。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や東芝エネルギーシステムズ(ESS)などが進めている、福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)の水素を活用するもの。環境省の委託を受け大林組が手掛ける。水素製造や需要予測も勘案したエネルギーマネジメントシステム(EMS)を進めるのは国内初で、「世界でもおそらく初めてでは」(同社)としている。

 FH...  (つづく)