欧州各国が共同出資し、ロケット打ち上げを手掛けるアリアンスペースが、次世代のロケット開発などに力を入れている。3年ぶりとなる事業の説明会を先ごろ、東京都内で報道陣向けに開催。日本企業との関係強化を図る方針も示した。

　ロシアのウクライナ軍事侵攻が影響し、ソユーズ利用の協力が停止。打ち上げ能力の制約が続くことも懸念され、また、新興勢の台頭も見られる中、インドとの連携など能力確保の取り組みが進んでいる。経営トップらからは、日本の宇宙ビジネスへの期待の声も聞かれた。

　（4日の電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）