2024.03.19 キャリア採用、倍増の2000人以上を計画 富士通、新卒は通年採用で800人程度
富士通は19日、2024年度の採用計画について、キャリア採用は計画数を定めず23年度の倍に当たる2000人以上を採用し、25年度の新卒採用は800人程度を通年採用すると発表した。
同社は23年5月に発表した中期経営計画で、高い専門性や多様な経験を有する即戦力人材の採用を強化する方針を掲げ、コンサルティングの拡充に向けて1000人程度のキャリア採用を計画している。
20年4月には幹部社員向け、22年4月には一般社員向けに、個々の社員の能力や成果に基づいて評価・報酬を行うジョブ型人材マネジメント制度を導入。25年度の新卒採用でもジョブ型の採用にシフトする。ソリューションエンジニアやビジネスプロデューサー、コンサルタントなど内定時に職種を約束する「職種確約コース」、内定時に配属組織と職種を約束する「コースジョブマッチングコース」のみで募集する。
中計では25年度までにコンサル人材を1万人規模へ拡充する計画で、担当者は「外部登用のほか、社内人材のリスキリングなども含めて実現していきたい」と話した。
(後日電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)