2025.07.14 大阪・関西万博、来場1100万人超に 水上ショーも再開
石毛事務総長は、会期後半に向けてさらに期待感を高めている
日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は14日、記者会見を開き、大阪・関西万博開幕からの3カ月間を振り返った。7月12日時点で来場者が1173万人を超えた要因について、「コンテンツの出来栄え、スムーズな会場の運営、本物を見極める来場者の力の3点が挙げられる」と語った。
特に会期中、これまでに31カ国の国家元首が会場を訪れ、さまざまな万博外交が行われた点を評価。
3カ月が経過した感想として、石毛事務総長は「1000万人を超えたからといって満足している訳ではない。引き続き気を引き締め、しっかり後半に取り組む」と新たな決意を示した。
また、レジオネラ属菌の検出で休止になっていた水上ショーが再会されたことを受け、石毛事務総長は「大いに楽しんで欲しい」と話した。会場内の暑さ対策や救護体制も状況に応じて強化しているという。
会期後半への意気込みとして石毛事務総長は、夏休み限定のイベントや「ミャクミャク」を使った企画を多く用意していると語った。具体的には、毎晩のミニ花火大会や、西エリアに開設予定の「サンセットビアテラス」、空飛ぶクルマのデモフライトなどを準備し、「一生に一度の夏を楽しんで欲しい」(石毛事務総長)と呼びかけた。