2025.09.26 【関西エレクトロニクス産業特集】TOA 東京など4会場で内覧会開催 〝対話〟をテーマに紹介

内覧会ではIPコミュニケーションシステム「CX-1000シリーズ」などを披露

 TOAは、東京、福岡、名古屋、大阪の4会場で内覧会「TOA NEXT COMMUNICATION 2025」を開催する。「対話からはじまる 次の現場、次の商品。」をテーマに新製品や製品を組み合わせたソリューションなど各種システムを披露。セミナーも設けた。

 内覧会は昨年、東京会場のみで実施。今年は、4会場で、東京は26日で会場は秋葉原UDX(東京都千代田区)。福岡は10月10日で会場は福岡ファッションビル(福岡市博多区)。名古屋は10月24日で会場は、ミユキビルミユキホール(名古屋市西区)。大阪は10月29日で会場は、マイドームおおさか(大阪市中央区)。来場者は合計1700人を目指す。

 会場では開発者や技術者が応対。詳しく説明ができる体制を整えた。開発の背景を説明するほか、ユーザーの課題なども聞き出す。ゾーンは既存商品と既存市場、新規商品と既存市場、新規商品と新規市場の三つで構成。ブースは16ブースを用意。商談スペースも確保した。

 展示は放送・通話・映像が融合したIPコミュニケーションシステムCXシリーズやテキスト入力で簡単にアナウンスを作成できる音声合成サービスのYUTTE(ゆって)、ネットワークカメラシステム「TRIFORA(トリフォラ)シリーズ」などを披露。ブースでは各商品が体感できるようにする。

 各会場では6コマのセミナーを用意。「TOAのデザイン」「屋外放送の課題とあるべき姿」「人手不足時代に合わせた『AIカメラの新しい選び方』とは」など共通テーマを用意。会場によっては新商品CX-1000シリーズを説明するコマなども設けた。