2025.10.06 【エアコン特集】ダイキン工業 「うるさらX」など多彩なラインアップで省エネ・快適性を追求

フラッグシップモデル「うるさらX」26年モデル(室内機)

 ダイキン工業は、プレミアムモデル「うるさらX(Rシリーズ)」をはじめ、幅広いラインアップで省エネ・快適空調を提案する。

 11月1日からは、電力を多く消費する起動時と、運転時間の約8割を占める安定運転時の省エネ性を高め、猛暑日の快適性も向上させたルームエアコン「うるさらX(Rシリーズ)」2026年モデルを発売する。

 住宅のリビングで使われることが多い4.0kWクラス(14畳程度用)と5.6kWクラス(18畳程度用)の機種で業界トップクラスの省エネ性を実現。 室外機の熱交換器と圧縮機を改良することで機器性能を向上させ、業界トップクラスの通年エネルギー消費効率(APF)を実現した。

 さらに「プレミアムPIT制御」と「エコブースト制御」を搭載し、省エネ性と快適性を向上させた。「プレミアムPIT制御」は、室温が設定温度に到達した後の安定運転時の消費電力を抑制する。例えば春や秋、夏場の夜間など室温と外気温の差が小さい場合など、エアコンが長時間安定して運転する環境での省エネにつながる。

 「エコブースト制御」は消費電力の大きい起動時に、快適性を落とさず消費電力量を冷房時には最大5%、暖房時には最大8%削減する。

 さらに、気温が高い日の快適性を支える「室温パトロール」や「高外気タフネス冷房」に加えて、新たに外気温が35℃以上になるとエアコン起動時に室内の温度を大風量で素早く下げる「猛暑時スピード気流」を搭載。

 近年、寒冷地域へのエアコン普及が拡大する中、同社ではスゴ暖シリーズを提案する。DXシリーズは、-25℃でも運転でき、外気温2℃時最大60℃の高温風モードを搭載。室外機は凍結・霜付きを防ぐ室外機設計を取り入れ、霜取り運転をかしこく制御(インテリジェントデフロスト)し暖房が途切れることが少ない運転で快適性を保つ。節電自動運転(温度・しつどコントロール)、AI快適自動運転の二つの自動運転を搭載する。